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はじめに
こんにちは!いつもは温泉レビュー中心のこのブログですが、今回は番外編として【2025年大阪・関西万博】に行ってきた様子を徹底レビューしていきます!温泉とはまったく違うジャンルではありますが、実際に足を運んでみて多くの人にシェアしたいポイントが満載だったので、ぜひ最後まで読んでみてください。
この記事では、以下の観点で詳しく紹介します。
- おすすめパビリオン
- 混雑状況(平日 vs 土日)
- 効率的な回り方
- アクセス・ホテル事情
- 事前準備のコツ



【訪問サマリー】まずは簡単に感想!
- 平日訪問が圧倒的に快適です!実際、私が行ったのは開幕週の平日だったのですが、入場にほぼ並ばずにスムーズに入場でき、パビリオンの予約もいくつかは取ることができました。土日に行った人のSNSレポートなどを見ていると、入場だけで30分以上、人気パビリオンは90分待ちも当たり前とのこと。小さなお子さん連れや高齢の方にとっても、ストレスの少ない平日を強くおすすめします。
- 万博の会場はとにかく広大。東京ドーム何個分という単位では足りないレベルで、一日中歩きっぱなしになります。会場内の移動も思ったより距離があるので、「全部見る」のはもちろん現実的ではありません。3時間くらいずっと立ったり歩いたりしても大丈夫!位の自信が無い方は、前もって“どこを優先して見るか”を決めて、場合によってはあえて万博のどのエリアのあたりのパビリオンを見るかも絞って効率よく回ることが大切です。大屋根リングの移動は地味に階段やエスカレーターの導線が非常に悪いので、無理に往復せず、一筆書きのように順路を意識するのが賢明です。
- 写真好きにとってはまさに“天国”ともいえるロケーションです。各パビリオンの外観デザインが個性的で、建築ファンやインスタグラマーにはたまらない構図が盛りだくさん。スマホでも十分楽しめますが、やはり一眼レフカメラを持っていくと違います。朝夕の光の入り方や、大屋根リングからの俯瞰ショットなど、撮影スポットは尽きません。ぜひSDカードの容量を空けておきましょう!
- 公式アプリのUXは正直もう一歩。デザインや機能は充実しているものの、パビリオン予約やQRコードの表示操作がやや煩雑で、混雑時には読み込みに時間がかかることもあります。なので事前にQRコードをスクショしておくか、紙に印刷しておいた方がいいです。そうすれば、アプリは常時パビリオン予約ページで空きを見つけるための画面をずっと開いておけます。
- 総論としては、「一度は絶対に行く価値あり」です。世界中の文化と技術を一気に体感できるのは万博ならでは。テーマパーク的な楽しさもありつつ、知的体験も含まれていて、チケット料金はもちろん安くないですが、なんだかんだで一生思い出すことになる体験だと思えば圧倒的なコストパフォーマンスを感じました。ディズニーランドやUSJのように“並ぶことも含めて思い出になる” ”こんなひどいところあったなー。それも含めて思い出だよね”という考え方で行けば、より楽しめるはずです。
【混雑度チェック】平日が狙い目!
私は【開幕週の平日】に訪問しましたが、その時点でも人出はそれなりにありました。ただし、
- チケット予約自体は余裕あり
- 入場時に並ぶことはほとんどなし
- 人気パビリオンは30分〜1時間待ち
という感じでした。土日は想像を絶する混雑が予想されますので、スケジュールが合う方は平日(朝一だけは結構混んでました)訪問が絶対におすすめです。(空いているとはいえ見ての通り、ガラガラということでは決してないです)



ざっくり分類すると:
パビリオン | 備考(訪問した日のイメージ) |
---|---|
大人気パビリオン(日本館・アメリカ館・中国館・フランス館等) | 予約不可又は予約はできるが当日予約はまず無理。待機1時間以上 |
有名国パビリオン(イタリア館・イギリス館・カナダ館・オランダ館・インドネシア館) | 待機30~45分程度。当日予約は可能性あり |
小規模国パビリオン・未来の都市・コモンズ | 待機15-30分前後。比較的入りやすい |

(アメリカ館夜でも混んでる)
【パビリオン予約攻略】当日予約は“リロード戦法”が鍵!
公式アプリはインストール必須ですが、UXがイマイチなので注意が必要です。
予約の基本ルール:
- 当日9:00から各時間帯ごとの整理券がアプリ上で予約可能となりますが、これに加えて「7日前予約」「2か月前予約」の仕組みもあります。
- 7日前予約は、訪問予定日のちょうど7日前の朝9:00に予約が解禁されるスタイル。希望のパビリオンがある場合は、こちらのタイミングで確保しておくと安心です。
- 2か月前予約(正式名称:早期整理券予約)は、さらに早く確保できる特別な整理券方式。主に企業スポンサー向けや旅行会社のパッケージ向けですが、特定のキャンペーンや事前抽選枠などで一般来場者も対象になる場合があります。
- 当日予約はその日の朝9:00から時間帯別に空き枠が開放される形式。こちらは競争率が非常に高く、特に人気パビリオンは数分で枠が埋まってしまいます。
- 1端末で予約できるのは1件まで(キャンセル後に再予約可能)となっているので、グループ訪問の場合は事前に誰が何を予約するか分担しておくとスムーズです。
おすすめテクニック:
- 朝9:00前からアプリ起動して待機
- エラーになっても何度もリロード
- “キャンセル狙い”で待ち時間にチェックし続けて△を見つけたら速攻で予約
一度に回れるパビリオンの数は限られるので、絶対に見たいところを事前にリストアップし、優先順位をつけておきましょう!
【注目パビリオンランキング】
ネットでの評価、そして開幕から1週間の各種レビューサイト・SNS・動画コンテンツなどの情報をもとに、注目度・満足度の高かったパビリオンを20個厳選し、以下のようにまとめました:
パビリオン名 | 評価 | 特徴・見どころ |
---|---|---|
日本館 | ★★★★★ | 圧倒的なスケールと先進映像技術。予約困難で常に1時間以上待ち |
アメリカ館 | ★★★★☆ | エンタメ性が高く、未来技術のプレゼンが秀逸。待機列も賑やかで楽しい |
フランス館 | ★★★★☆ | アートとサステナビリティを融合。女性人気が高く、内装が非常に美しい |
イタリア館 | ★★★★★ | ダビンチ設計図、ミケランジェロの複製、重厚な空間美 |
イギリス館 | ★★★☆☆ | 詩と建築がテーマ。インスタ映えスポットとして人気 |
ドイツ館 | ★★★★☆ | 体験型の展示が充実しており、子ども連れに人気 |
韓国館 | ★★★★☆ | 音と映像の連動で没入感があり、Kカルチャー色も濃い |
中国館 | ★★★☆☆ | 巨大スクリーンと迫力ある演出。人が多く混雑しやすい |
カナダ館 | ★★★★☆ | ネイチャーとテックのバランスが良く、癒しの空間としても好評 |
オーストラリア館 | ★★★☆☆ | 自然との共生をテーマに、やさしい雰囲気の展示が多い |
スペイン館 | ★★★☆☆ | フラメンコなど文化要素をデジタル融合で演出。若者に人気 |
インドネシア館 | ★★★★☆ | 熱帯雨林のリアル再現。香り・湿度・音など五感に訴える展示が特徴 |
サウジアラビア館 | ★★★★☆ | 巨大で豪華。砂漠とテクノロジーの融合に感嘆の声も多い |
UAE館 | ★★★☆☆ | 未来都市系展示が多く、アラブの未来ビジョンを体験できる |
未来の都市(西ゲート) | ★★★★☆ | SF的要素が強く、若い世代に大人気。比較的予約しやすい |
フィリピン館 | ★★★☆☆ | 民族文化とテクノロジーを融合したアート展示が魅力 |
タイ館 | ★★☆☆☆ | 現地文化をテーマにした展示だが、比較的コンパクトな構成 |
ブラジル館 | ★★★☆☆ | カーニバル風の演出でテンションが上がる。音楽要素が多い |
エジプト館 | ★★★☆☆ | ピラミッドやファラオをテーマにした展示で、フォトスポットも豊富 |
アフリカ・ユニオン館 | ★★★☆☆ | アフリカ各国の文化をまとめて体験できる希少なパビリオン |
ここからは私自身が行ったパビリオンの紹介です。どれもそれぞれに特色があり、並ぶ価値があるという声も多く見られました。もちろん混雑具合や好みは人によって異なりますが、「時間と体力に限りがある中でどれを選ぶか」という視点、是非パビリオンの場所も含めて回り方の参考にしてもらえればと思います。
パビリオン | おすすめ度 | 見どころ |
---|---|---|
イタリア館 | ★★★★★ | ダビンチ設計図、ミケランジェロの複製、壮麗な内装 |
インドネシア館 | ★★★★☆ | 熱帯雨林のリアル再現。五感に訴える展示 |
イギリスパビリオン | ★★★☆☆ | 建築が独特でインスタ映え! |
未来の都市(西ゲート側) | ★★★★☆ | SF好きにはたまらない近未来体験 |
フィリピンパビリオン | ★★★★☆ | 民族文化とデジタル技術の融合展示 |
コモンズエリア | ★★★☆☆ | 展示会的に楽しめる。知的好奇心をくすぐる空間 |
タイパビリオン | ★★☆☆☆ | ユニークな体験型コンテンツ |
ルクセンブルクパビリオン | ★★★☆☆ | すぐに入れる。あまり知られていなかったルクセンブルクのことが少し身近になる(語学好きな人は楽しいかも) |
イタリアパビリオン




2026年ミラノオリンピック聖火

日本初公開!歴史的彫刻「ファルネーゼのアトラス」

カラヴァッジョの名画「キリストの埋葬」 バチカン美術館所蔵


レオナルド・ダ・ヴィンチの「アトランティック・コード」の4つのドローイング
インドネシア パビリオン





イギリスパビリオン









未来の都市









フィリピン


(なんといってもアメリカパビリオンの隣という最高の立地)


これちょっと面白かった。レトロなデザインにプロジェクターで動き(例えば海の絵にサーフィンの動画)を融合させている
その他

まだ工事中のインドパビリオン










何だかんだで本当にシンボルとして存在感を放っている大屋根リング

夜はめちゃくちゃ綺麗


展示会みたい

コーヒーくれました









【アクセスと行き方】おすすめは“西ゲートルート”!
一般的なアクセス:
- 新大阪 → 本町(地下鉄中央線)→ 夢洲駅(徒歩) ※新大阪駅から案内出てました








しかし、おすすめは“西ゲートルート”です
- YouTubeなどで紹介されている西ゲート経由バスツアーは快適!
- 西ゲートは入場者が少なめなので待ち時間が短い
- 終日混雑している東ゲートよりも、朝イチからスムーズに動ける
特に、帰りの混雑を避けたい人には西ゲート→直通バス→市街地のルートは超おすすめです。
事前準備
よく言われていますが、万博を最大限楽しむには事前の準備が非常に大切です。
以下のものを忘れずに用意しましょう。
- 必須アイテム:
- モバイルバッテリー(1日中スマホ必須)
- QRコード印刷 or スクショ(アプリ不具合時の保険)
- 日焼け止め&帽子(屋外が多い)
- 折り畳み椅子 or 携帯クッション(長時間並ぶことも)
- 一眼レフ or 高性能カメラ(写真好きなら必携)
- 持っていかない方がいい物:
- 大きな荷物(移動が大変、特に大屋根リングを渡る際やシャトルバス乗車時に邪魔になります。後、そもそもキャリー付きのバッグは高額で預ける必要があります。近くの駅のロッカーやホテルに置いていきましょう。)
- こんなサービスが新大阪駅でありました。結構家族で大きなキャリーケースとかを持ってきているときには便利かも
- https://www.mk-group.co.jp/about/news/2025shin-osaka_storage?utm_source=media-osaka_luggagestation
- 保冷が必要な飲食物(持ち込み制限あり)
また、アプリの使い方や予約方法に関しては、事前にYouTubeなどでチュートリアルを確認しておくと安心です。
特にパビリオンの整理券予約画面の操作方法や、当日の混雑時の挙動などを事前にイメージしておくと、現地で焦らずに済みます。
【ホテル事情】万博から近い宿
▼その他おすすめホテル(リンク付き)
以下は、万博会場や夢洲エリアへのアクセスが比較的便利で、なおかつ口コミ評価が高いおすすめのホテルです。旅のスタイルに合わせて選んでみてください!
- ザ パーク フロント ホテル アット ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
- USJ隣接。ファミリーにもカップルにも人気。夢洲へもバス移動可能。

- ホテル京阪 ユニバーサル・タワー
- 天然展望温泉付き!アクセス抜群で夜景も楽しめる。

- アートホテル大阪ベイタワー
- 弁天町駅直結。スパ施設「空庭温泉」併設で疲れを癒せる。

- リーベルホテル アット ユニバーサル・シティ
- 大浴場とラウンジが好評。コスパ重視で探している方に。

さらに多くの選択肢が気になる方はこちら: 大阪の人気ホテル一覧(Yahoo!トラベル)
私はホテルフラクシア大阪ベイに宿泊しました。
- 最寄駅:コスモスクエア駅
- 特徴:大浴場+サウナ付き
- 便利ポイント:1階にコンビニあり
- 注意点:駅から徒歩距離がややある(10〜15分)
とにかく万博は体力勝負。ホテルに帰ってからの“癒しの時間”が何より重要です。大浴場があるホテル以外個人的には選択肢に入りません!

【まとめ】大阪万博は一度は行くべき体験型エンタメ施設!
「混雑しているし、どうせ並ぶだけ」と思っている人もいるかもしれませんが、実際に行ってみると、世界各国の魅力が一度に体験できるスケール感は圧巻です。
特に、他では味わえない体験は、一見の価値ありです!
そして、写真映え・建築美・テクノロジー展示など、どの世代でも楽しめる要素が詰まっています。
一方で、混雑・体力勝負という側面もあるので、事前の準備と情報収集が成功の鍵!
ぜひこの記事を参考に、あなたの大阪万博訪問を最高のものにしてください!
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